皆さんは宵の明星と呼ばれる星を見たことはありますか?
宵の明星は金星の別名になります。
なぜ金星は宵の明星と呼ばれるのでしょうか?
また、宵の明星が見れる方角はどの方角になるのでしょうか?
ここでは金星の宵の明星についてご紹介します。
金星の宵の明星とは?
金星の宵の明星とは、金星が日没後に見えているときのことを指します。
金星は地球より太陽に近い場所を公転する内惑星と呼ばれる惑星です。
ですので、他の星とは違い、地球から真夜中に見ることはない星になります。
金星が地球から見えるのは、朝日が昇る前の早朝と、日没後の宵の時間帯だけになるのです。
早朝に見られる金星が「明けの明星」、宵の時間帯に見られる金星が「宵の明星」と呼ばれているのです。
金星の宵の明星が見られる方角は?
金星の宵の明星は、太陽の東側に金星があるときに見られる星です。
太陽の割とすぐ近くにあるので、太陽が沈むころに西の方角で見ることができます。
時間的には夕方の5時から6時くらいに見ることができるようです。
ですが、注意したい点は、金星がいつでも見られるわけではない、ということです。
金星は明けの明星としてみることのできる時期と、宵の明星としてみることのできる時期、そして太陽と重なってしまい見えない時期の3つに分けることができます。
ですので、金星を観察したいと思ったら、今は明けの明星なのか宵の明星なのか、もしくは見えない時期なのかを確認しなくてはいけません、ちなみに2018年の宵の明星は3月ごろから10月ごろまでと言われています。
この後しばらくは太陽と重なり見えない期間があり、2018年12月から2019年7月ごろまでは明けの明星が見られるようになるそうです。
その次の宵の明星は2019年11月から2020年6月ごろまでになるそうですよ。
宵の明星が見たかったら急いで見ないと、次に見られるのは来年になってしまうようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは金星の宵の明星についてご紹介しました。
宵の明星は金星が太陽の東側にあり、日没後の夕方に西の空に見える金星のことを指すようです。
金星は内惑星なので地球から真夜中に見えることはなく、必ず明け方の明けの明星か、夕方の宵の明星として見られるようですよ。
ちなみに金星は「一番星」とも呼ばれているようです。