海王星は英語でネプチューンと呼ばれていることをご存じでしたか?

ネプチューンと言えばローマ神話に出てくる神様の名前なので、聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?

なぜ海王星はネプチューンと名付けられたのでしょうか?

ここではネプチューンの由来についてご紹介します。

海王星 ネプチューン 由来

海王星の名称ネプチューンの由来って?

惑星の名前は古代ギリシャの人たちが付けたと考えられています。

西洋の星座が一通り完成した古代ギリシャで、星座の間を明るく動く惑星に対して、神様の名前を付けたのが最初になるようです。

ですが、今使われている惑星の名前は、ギリシャ神話のものではなく、ギリシャ神話を受け継いだローマ神話のものになります。

水星、金星、火星、木星、土星は古代の人たちが付けたものですが、天王星、海王星、冥王星は望遠鏡が開発されてから発見された天体のため、他の惑星と同じように神様の名前をわりと最近付けられた惑星、ということになりますね。

海王星は惑星が青く見えることから、海の神様である「ネプチューン」の名前が付けられたそうです。

ちなみに、海王星の衛星にも名前が付けられており、海や水に関する神様は妖精の名前が付けられているそうですよ。

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日本語の「海王星」の由来は?

日本語の「海王星」は「ネプチューン」を訳したものになるそうです。

ですが、水星、金星、火星、木星、土星は神様の名前を訳したものではありませんよね。

これらの星はギリシャ神話などとは関係なく、古代中国で用いられていた五行説が由来になっているようです。

五行説とは世界を形作る要素は木火土金水の5つの要素でできているとする考え方で、古代から知られていたこれら5つの惑星はこの五行説に当てはめられて名前が付けられたようです。

まとめ

いかがでしたか?

ここでは海王星の名称ネプチューンの由来についてご紹介しました。

海王星の発見は望遠鏡が開発されてからなので、名前が付けられたのも比較的最近になるようですね。

発見した人が自分の名前などを付けず、他の惑星と同じように神様の名前を付けてくれたんですね。