地球はいつでも太陽の周りを回っていますが、この運動には何か理由があるのでしょうか?
その理由は、地球をはじめ太陽の誕生をさかのぼればはっきりわかるのです。
公転を知ろう!地球が太陽の周りを公転する理由は何だろう?
地球が公転する理由について調べるには46億年前、天体の起源である太陽の誕生まで遡ってみましょう。
まず宇宙にちらばっていたガスやチリが集まって 太陽が誕生した時、様々な影響が作用して太陽は反時計回りに自転を始めました。
そこで、太陽の周りにあったガスやチリは太陽の自転に引っ張られて太陽の周りをまわりながら、だんだんまとまって誕生したのが地球をはじめとするそれぞれの惑星です。
もともとはとても早い速度で公転していた地球は、月による影響で現在の24時間で一周するという一定の速度になりました。
この理由は特に理由が無く、たまたまだったとされています。
地球の公転の速度は意外と速く、秒速29.8kmものあるのです。
スペースシャトルの速さが秒速7.7kmなので約4倍もの速さで公転しているのです。
ちなみに自転は秒速472mで新幹線の6倍ほどです。
また、この公転は1周するのに1年かかるのですが厳密には1周するのに365.2422日かかるのです。
このズレをこのままにしておくといずれ季節にもズレが生じることからズレをなくすために「閏年」があるのです。
4年ごとに閏年を入れることで季節のズレを防ぐのです。
また、地球の公転は月の影響で過去に比べてスピードが遅くなったことがわかっていますが、今後いつまでも回り続けることが出来るのでしょうか。
例えば、コマを回した場合ですが、最初は早いスピードで回り続けますが、だんだんとスピードが緩やかになって最後は止まってしまいます。
地球の公転が回り続ける理由として、真空状態である宇宙空間には摩擦が無く、動きを止める物が存在しないからです。
まとめ
地球が太陽の周りを公転する理由は、太陽系の始まりである太陽の動きが影響していたのです。
現在でも宇宙上で地球が回り続ける理由や、意外と公転速度が早いことなど、より公転のことが知れましたね。