地球が丸いことは教科書やTVで日常的な情報として入ってくるため今では当たり前のように子供でも知っている知識ですが、人類は地球が丸いことをどのようにして知ったのでしょう?
この事実がわかったのはいつなのでしょう。
また、地球が丸いことを人類で初めて発見した人は誰なのでしょう。
今回は地球の発見についていろいろご紹介します。
地球が丸いことがわかったのはいつ??
最古の資料としてはすでに紀元前6世紀頃の古代ギリシャの文献では地球が丸いということが記されていました。
ただ、どのようにしてその事実を発見したのかはわかっておらず憶測でしかなかったのです。
ですが、紀元前3世紀にはヘレニズムの天文学により地球が平面ではなく球体だということが立証され、地球が球体だという認識が広まっていきました。
ローマ帝国の時代では地球が丸い事は当然の知識として成り立っていたのです。
地球が丸いことを発見したのは誰なの?
初めて発見した人はわかっていません。
ですが、すでに古代ギリシャでは哲学者たちによる地球球体説が唱えられていたそうです。
その中でも哲学者のピュタゴラスとう人物が最初に地球は丸い事を唱えたそうですがこの事実となる証拠は残っていません。
また紀元前5世紀になるとギリシャ哲学者のプラトンが著書の中で地球が丸い事を記しているのですが、誰かから聞いたというものでした。
プラトン本人も地球が丸い事を証明できずただ、地球が丸い事実を知っているという記録を残した最初の人物とされています。
実際に行動で地球が丸い事を発見したのは1519年から1522年にかけて世界一周旅行を実現させたマゼランやエルカーノらポルトガルの探検家です。
このことは地球が丸い事を証明する決定的な証拠となったのです。
まとめ
地球が丸いという概念は紀元前からありましたが、発見した人や証拠などそれらを証明するものは何も残っておらず紀元前3世紀頃の天文学によりついに証明されました。
また、発見した人もわかっていませんが世界一周旅行を成功させたマゼラン達ポルトガルの冒険家が最初に事実を発見した人類ということになるでしょう。