星の現象に基づいて運命や将来などを占う事を占星術(せんせいじゅつ)と言います。
赤く明るい星、火星にはどのような意味があるのかをご紹介します。
西洋占星術での火星の意味
・西洋占星術
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王生、海王星、冥王星の10個の星が生まれた時にどこに位置していたか(ホロスコープ)と十二星座を掛け合わせて占うのが西洋占星術です。
・火星の意味
火星は男性原理を表す攻めの天体です。
他に男性原理を表す天体は太陽があります。
女性原理を表す金星と相性が良いとされています。
火のように赤い火星ならではの性質は「熱」「活性化」「エネルギー」
そして占っていく上でのキーワードがあります。
・良い面
活発な開拓者、闘争的、積極的、勇敢、遠慮なく語る、力強い、良きリーダー、精力的、好戦的、強い性的魅力
・悪い面
衝動的、攻撃的、怒り、残酷さ、破壊的、無謀、我慢できない、無謀、暴れ回る、じっとしていられない、無分別
星座にも性質とキーワードがあり、2つのキーワードを組み合わせることによって占っていきます。
惑星は星座と違って動きます。
惑星のある位置によっても結果は変わってきます。
火星の場合最も星の力が強まる位置(ルーラーシップ)は牡羊座にある時、逆に力が最も弱まる(フォール)の位置は蟹座です。
その年や月によって火星の位置は変わってきますので、かなりのバリエーションになります。
東洋占星術における火星の意味
東洋の占星術に五行論というものがあります。
木、火、土、金、水という5つの元素ですが、一説によると太陽系の5惑星の名称と言われています。
昔の中国では火星は不吉な星とされています。
「けい惑」と呼ばれ、蠍座と火星が近づくと国の一大事が起こる兆しとされていました。
赤い星は見方によっては血を連想させるのかもしれません。
まとめ
☑西洋占星術では太陽系の惑星と星座を組み合わせて占いの結果を出します。
☑占星術での火星の意味は「熱」「活性化」「エネルギー」
☑火星の力が強まる位置は牡羊座、逆に力が最も弱まる位置は蟹座です。
☑東洋と西洋では占いの結果が違ってきます。
火星が近づくと火星のもつパワーが高まると言われています。
ホロスコープが火星の人はもちろん、無関係の人も火星のパワーを貰えるそうです。