太陽からはるか遠く、6番目の位置に軌道を描く太陽系の中で木星の次に大きな惑星、それは土星です。

その土星の周りをまわる衛星の中に、ひときわ大きなタイタンという衛星があります。

月よりも大きく、惑星の水星よりも大きな太陽系で2番目の大きさを誇る星です。

この星は、土星探査機カッシーニから分離したホイヘンスが発見しました。

その後カッシーニはさまざま検証を繰り返し、タイタンについて色んな事がわかってきました。

そして、今後の楽しみな可能性までを期待させてくれています。

重力からわかる大気の様子などをもとにご紹介したいと思います。

重力から紐解く土星の最大衛星「タイタン」とは?

タイタンは、直径5150㎞もある太陽系のなかで2番目に大きな土星の衛星です。

土星自体が木星に次ぐ地球の9倍ほどある大きな惑星で、太陽から離れていることからまわりは氷でいっぱいの星です。

もちろんタイタンも想像を絶する寒さです。

タイタンの表面重力は、1,35m/s2で地球の1/7と小さく、重力が低いために表面の気圧がかなり厚くなっています。

表面気圧を地球と比較すれば、1,5倍なのです。

重力が低く気圧が厚いのでタイタンの大気量は地球の10倍にもなります。

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ほとんどが窒素で97%をしめ、メタンが2%の成分をもつこの大気は、重力の弱さで拡張しています。

太陽系のなかでこのような列記とした大気圏がある衛星はタイタンだけです。

そして、土星探査機カッシーニはホイヘンスを使い、タイタンに湖の存在を確認します。

タイタンは氷点下170℃の寒さです。

日本の北海道の真冬でも水は氷ついています。

水がタイタンの超極寒の中で水の状態であるはずもなく、この湖の成分の正体はメタンだったのです。

しかしこの液体のメタンが存在していることで、私たちも見たことのない、地球とは異なる生物の影をにおわせるのです。

それに加えて、列記とした大気圏の存在がさらに新しい生命現象の希望を膨らませ、これからの楽しみな課題がひとつ増えています。

まとめ

タイタンは、太陽系で2番目に大きな大きさをもつ土星の衛星で、地球の9倍も大きいが重力は地球の1/7しかなく、そのため表面付近の気圧が厚くなりしっかりとした大気圏があります。

さらに、メタンが液体となった大きな湖があちらこちらにあり、地球のように命あるものが生きていられる環境とわかりました。

タイタンは、これからの新生物の発見が望まれる注目の巨大衛星です。