私たち人間や他の生き物が地球上で生きているのは、空気や水、土壌など地球を構成している様々な要素があるからです。
地球は、太陽系の惑星ですが、太陽惑星が誕生したのは46億年前と考えられています。
そこで、地球の46億年の歴史を振り返ってみましょう。
地球の46億年の歴史を振り返ってみよう!太陽系はどうやって誕生した?
ある学者によると、太陽系は、46億年前にある星が爆発したことで太陽を作って、500ほどの惑星がぶつかったことで誕生したと考えられています。
地球が誕生してから約6億年ほどは、水のほとんどは蒸発してしまうような気温で、とても生命体が生きられるような惑星ではありませんでした。
また、地球に隕石がぶつかったことで熱されたという理由もありました。
それが、37億年前には、徐々に隕石同士の衝突も少なくなったことで、地球の温度も冷え始め、この時から安定的に水が存在するようになり、生命体が誕生することになります。
生命体が誕生することになった経緯については、まだ仮説の域を超えていません。
ある一説では、生命体が隕石に乗って地球に降り立った、または、化学反応で発生した説、そして、雷が落ちた時に生命体も地球にやってきたと、様々な説があります。
この時代から、エネルギーを蓄えることができて、分裂も可能になった単細胞生物も誕生して、約2億年は、水の中でいきていることになります。
そして、約25億年前、大きな変化が起こります。
それが光合成です。
太陽からのエネルギーをある生物が利用することで生き続け、このことで代謝機能を備えられるようになります。
その結果、酸素が大気中に多くなり、オゾン層という太陽の紫外線を防ぐ層が発生します。
この頃の酸素は、ほとんどの生命体にとって毒ともいえるようなものでしたが、細胞を大きくする方法として酸素が便利であることを発見し、生命体はこれを取り込むようになります。
そして、この1億年後に、単細胞生物が集合した多細胞生物が生まれ、交配を始める。
これが<性>の誕生といわれて、生殖活動を始める時期にもなります。
そこから進化のスピードは一気に早まり海の生き物の肺も進化を遂げます。
そして、爬虫類から恐竜へ進化し哺乳類が登場しますが、恐竜が絶滅しても哺乳類は何億年と進化をし続けたわけです。
そして、祖先となる<Protungulatum donnae(プロトゥンギュレイタム・ダネー)>から人類が生まれます。
400万年前には、人間に近い<アウストラロピテクス・アファレンシス>が、そして、200~300万年後に、ヒト属である大きな脳を持った<ホモ>が誕生します。
180万年前には、<ホモ・サピエンス>が登場して脳を使うようになります。
そして、6万年前に<ホモ・ネアンデルターレンシス>と<ホモ・デニソワ>と共存しますが、3万年前にネアンデルタール人が絶滅して、ホモ・サピエンスは、ヨーロッパに進出し脳を進化させることで、地球の環境に適応することを学習していきます。
最初は、100人程度のグループが移動していましたが、定住し始めるうちに人口が増えていき、結果的に現在の70億に至ったわけです。
まとめ
私たちの祖先は、氷河期で一度絶滅寸前だったようですが、その危機を乗り越えています。
では、46億年の地球の歴史をおさらいしておきます。
- 太陽系は、46億年前にある星が爆発したことで太陽を作って、500ほどの惑星がぶつかったことで誕生と考えられる
- 37億年前:この時から安定的に水が存在
- 生命体の誕生した経緯はまだ仮説
- 25億年前:光合成
- 180万年前:<ホモ・サピエンス>が登場
なぜ生命体が誕生するようになったのは、まだ仮説でしかわかっていませんが、いずれ真実が解明される時がくるかもしれませんね。