地球の中心にあるとされるマグマです。
地球の内部では様々な活動が行われていますが、実際にその活動をこの目で確かめるすべがないのが現状です。
ですが、科学の進歩により、その実態を推定できるまで、人類はより成長しております。
では、地震や火山の原因となるマグマはどうやってできているのか、その働きを探ってみましょう。
地球のマグマの仕組みとは?
そもそもマグマって何か知っているでしょうか。
マグマは高温ということは理解できますが、その成分は「カンラン岩」と呼ばれる岩石が主な材料となっております。
この「カンラン岩」が何らかの働きを経て、高温となり溶けていったものがマグマと言われております。
マグマの主成分はシリカと呼ばれる二酸化ケイ素Sio2と言われ、このシリカに金属や火山にあるガスが含まれていきます。
マグマ自体はドロドロに溶けている状態ですが、地上に出て冷えていくと、岩石が表れます。
地球の中心にあるとされるマグマですが、実はこのマグマはどこでも存在しているというわけではないのです。
地球上でもマグマができる場所と言うのは、決まっています。
マグマのできやすい場所としては、プレートいう板が地球の中に入り込んでいるところや、海嶺という海の底の山脈のようになっているところです。
このような場所を10キロメートルから200キロメートルまで掘り進めるとマグマがあると言われておりますが、掘り進めることは、今現在はできないので、実際不明なところが多いです。
ですが、どのようになっているのかは、推測がなされています。
それは岩が溶けていることが証拠の一つになっております。
つまりそれは氷水に表すと分かりやすいです。
氷水の氷部分が岩石で水に値するのがマグマというわけです。
10キロメートルから200キロメートルの間でこのような状態が見られていると言われています。
とはいっても、奥深い地下に、なぜ岩が溶けだしているのかは、未だはっきりとわかっていません。
まとめ
推定や地震波を使ったデーターをもとに、地球の中心は少しずつ分かってはきています。
ですが、地下まだ10キロメートルほどしか掘ることができてはいません。
それはより深く掘るためには超高温に対応できる金属がいまだ開発されていないのも理由の一つです。
おおよそ地球の内部は様々な分野で公表されてはいますが、実際はまだまだ理解や解明できていないのが現状と言われております。