暑い雲に覆われた惑星・金星には、多数のクレーターがあることが知られております。

その数は?

クレーターの名前は?

クレーターの名前一覧を調べてみたいと思います。

金星のクレーターの数は?名前の由来は?

金星には数多くのクレーターがありますが、すべてのクレーターを書き出すには大変な作業になりますので、その中でも、名前にインパクトのある、興味深いクレーターのみを抜粋して紹介します。

ちなみに、金星にあるクレーターの数は940。

これらすべてのクレーターが5億年前にできたものとのことです。

まず、世界の作家から。

映画化された“野生のエルザ”の作家であるジョイ・アダムソンから「アダムソン」、トルコ革命に兵士として参加した経歴をもつ作家ハリデ・エディプ・アドゥヴァルから「アドゥヴァル」、夏目漱石の三四郎に登場するイギリス初の劇作家アフラ・ベーンから「ベーン」、イングランドの詩人エリザベス・バレット・ブラウニングから「ブラウニング」、中国の詩人蔡文姫から「ツァイウェンジー」、アメリカの女性作家ウィラ・キャザーから「キャザー」、言わずと知れたミステリーの女王アガサ・クリスティから「クリスティ」、フランスの作家であり哲学者シモーヌ・ド・ボーヴォワールから「ド・ボーヴォワール」、若草物語の作者であるルイーザ・メイ・オルコットから「オルコット」等々。

スポンサードリンク

次は、日本人。

日本の歌人与謝野晶子から「アキコ」、日本の俳人加賀千代女から「チヨジョ」、日本の小説家林芙美子から「ハヤシ」、卑弥呼から「ヒミコ」、北条政子から「マサコ」、東京女子医科大創設者である吉岡彌生から「ヨシオカ」。

このほかにも、イサコ・レイコ・ヤスコ・ノリコ・ナミコ・マリコ等、女性の名前が付けられたクレーターも数多く存在します。

最後は、著名な人々。

古代イスラエルの王ダビデに嫁いだバト・シェバから「バト・シェバ」、フランスの大女優であり、多くの人々に愛されたサラ・ベルナールから「ベルナール」、イングランドのエリザベス一世の生母アン・ブーリンから「ブーリン」、女流戦場カメラマンの草分け的存在マーガレット・バーク=ホワイト「バーク・ホワイト」、20世紀最高のソプラノ歌手マリア・カラスから「カラス」、フランスの画家マリー・ローランサンから「ローランサン」、スコットランド女王メアリー・ステュアートから「ステュアート」等々。

まとめ

いかがでしたか?

覚えきれないほどの数のクレーターがありますが、ヴィーナスと呼ばれる金星ですので、すべて女性の名称、女性に関する名称が付けられております。