水星は、太陽系の惑星の1つで太陽に最も近い惑星です。
地球型惑星とも言われており、惑星の中で質量、大きさともに一番小さい惑星です。
水星という名前に「水」と入っているので涼しそうな惑星という感じもしますが、太陽に一番近いため太陽の熱や光を強く受けてしまうため、日中の表面の温度は400度にまで上がってしまうそうです。
しかし、夜になるとマイナス160度まで低下してしまい、温度差は激しい惑星です。
そんな水星の1日の時間はどれぐらいなのでしょうか?
それでは今回は、水星の1日の時間についてご紹介します。
水星の1日は何時間!?
水星の1日は地球よりも長いと言われています。
水星の1年が約88日なのに対し、自転周期は約59日で地球が自転している間も水星は公転し続けています。
水星の1日=地球の176日分と言われているので、水星の1日は4224時間ということになります。
数字を見ただけでもとても長いと感じますね!
水星は太陽に近いため、見れる時間は限られています。
太陽から西に離れる時と日出前の東の空で観測しやすいと言われていますが、時期によっては望遠鏡でも観測できない場合もあるほど、見るのは難しい惑星のようです。
水星には大気がほとんどないと言われています。
その理由は、太陽に一番近いため、太陽風を強く受けてしまっているのが原因のようです。
太陽風によって、大気が吹き飛ばされてしまっているからです。
しかし、重力があれば水星の周りに大気をとどめておくことが可能ですが、水星には重力がほとんどありません。
そのため、大気をとどめておくことができずに水星はむき出しの状態になっているようです。
まとめ
今回は、水星の1日の時間についてご紹介しました。
水星は地球よりも1日が長いと言われ、地球の176日分と言われています。
そのため、水星の1日は4224時間ということになります。
かなり長いですよね!
水星は、とても観測しにくい惑星です。
太陽に近いため太陽の光などによって見にくくなってしまっているようです。
最も水星が観測しやすい時間が、太陽から西に離れる時と日の出前の東の空だそうです。
しかし、時期によっては望遠鏡でも観測できないときがあるようです。