地球上に点在する大小の島々には、世界的に認められた遺産があったり、人気の観光スポットであったりと、さまざまな表情があります。
忙しい日常を忘れて、海に囲まれた自然を満喫するイメージは間違ってはいないのですが、なかには、近づかない方が良い危険な島も存在するのです。
ここでは、地球上に存在する危険な島についてご紹介します。
地球上の近寄ってはいけない危険な島
島の危険には、危険な動物が生息しているだけとは限らず、過去にいろいろな実験がおこなわれ、いまだに島への上陸を危険視されている場所もあります。
なかには、近づいただけで島民に攻撃される島もあるほどです。
ケイマーダ・グランデ島
ブラジルの海岸から約30キロ離れたケイマーダ・グランデ島は、スネーク・アイランドの別名からも分かるように、島中がヘビだらけの島です。
この島は、ゴールデン・ランスヘッド・バイバーの最大生息地。
このヘビは南米最悪の種類で、その毒は即効性を持ち命を落とす確率が90パーセントにおよぶ危険なものです。
島内は、1平方メートルに1~5匹という過密状態と危険なため、上陸にはブラジル海軍の上陸許可が必要です。
スネークアイランド(ブラジル ケイマーダ・グランデ島)
1平方メートルあたり1匹が生息する毒蛇の島
噛まれたら致死率90%で人間はとても近づけない pic.twitter.com/Po0jA9m6fP— 謎空間にシンクロナイズ (@myetoc) 2017年11月15日
ヴォズロジデニア島
細菌戦争研究のための場所とされたのが、ウズベキスタンとカザフスタンの間に位置する小島ヴォズロジデニア島。
アラル海に浮かぶこの島では、約40年間にも渡りペストや天然痘、炭疽菌などの細菌兵器の実験がおこなわれました。
もちろん、現在では実験は中止されていますが、汚染された土壌の回復は見込まれてはいません。
アラル海といえば干上がってしまい放置された船を見に行く人が多いけど私はヴォズロジデニア島に行きたいな。ヴォズロジデニア島はアラル海の水位低下に伴い陸続きになってしまった島で、ソ連時代は細菌兵器の研究所があった島。写真を見る限り廃墟マニアが大喜びしそうな場所だ。 pic.twitter.com/usctxhgkNR
— サーシャ (@SashaIvanov2053) 2018年6月12日
北センチネル島
地球に存在する島のなかでも、謎多い島の一つがベンガル湾の北センチネル島です。
調査技術が進んだ現代でも謎が多い理由は、来訪者を寄せつけない島民の存在です。
他者との接触を拒む姿勢は徹底しており、島に近づいた船舶やヘリコプターに容赦なく大量の矢を放ちます。
インド領には属していますが、島民のあまりにも危険な姿勢のためインド政府は、島民による自治を認め、島の周囲3マイルの立ち入り禁止区域を設けました。
【北センチネル島】
インドネシアの未開の地。
ヘリコプターに矢を放つなど非常に攻撃的な原住民が暮らしている。そのため近づく事が出来ず、現代文明から完全に孤立している。 pic.twitter.com/Cu2pv43CnN— 気になったことbot (@kininatta_bot) 2018年10月10日
まとめ
ここまで、地球上に存在する危険な島について紹介しました。
島の危険は動物から島の住民までと、その内容はさまざまです。
島は地球に数多く存在しているため、ここでお伝えしたしたこと以外にも、驚くような危険が潜んでいるかもしれません。