昔から、火星人やエイリアンの存在については、たくさんのジャンルで語られていますよね。
映画や本、漫画…。
実はNASAが火星人の存在を隠しているのでは!?なんて噂まで。
それは月に始まり、火星、ひいては宇宙に夢見た人たちが生んだ空想の産物なのでしょう。
ですが、本当に空想だと断定してしまっていいのでしょうか。
火星と地球の類似性から、科学者の間では可能性が推測されてもいるんです。
まだまだ火星は研究段階。
もしかしたらもしかする、なんてことも、あり得そうですよね。
可能性アリ!?火星に生命体はいるのか!?
昔から「火星人」などの火星に住むであろう生命体は、色々な媒体を通してその存在感を大きくしていきました。
ですが実際に行われた宇宙探査からの結果、火星には生命体はいない、と否定されるようになります。
それこそ机上の空想。
火星人はおろか、生命のせの字さえあり得ないのでは、と。
果たして本当にそうなのでしょうか。
過去と今の違いといえば技術の進歩。
現代における最新の技術が、火星の本当の姿を暴いてくれるはずです。
では順を追って火星探査の結果をまとめましょう。
1975~1980年、アメリカのバイキング計画では生物につながるものの発見はなし。
1984年、南極大陸で発見された「アランヒルズ84001」は火星からの隕石だといわれています。そしてその隕石から、バクテリアの化石のような物質が見つかります。それがまさに火星に生命体が存在するのでは、という可能性の始まりです。
2004年、マーズ・エクスプロレーション・ローバー・スピリットからの写真に、人影のようなものが映り込んでいると話題に。もちろんその事についてNASAは一切なんの情報もありませんでしたが、生命の存在の可能性説に拍車をかけました。
2007年、オポチュニティ(NASA)が、火星の地表に、海の痕跡を発見しました。地下に水脈があったのでは、と研究者は語ります。
2010年、マースリコネッサンスオービターが、砂丘に針葉樹林のようなものを見つける。これは砂にドライアイスがついたものかと推測されます。
2015年、NASAは液体状の水が流れている現象が見つかったと公表。水があるというなら生命体の存在説も濃厚では、と噂されます。
2016年、キュリオシティ(NASA)が、砂の地面を這うワーム上の原生生物らしきものを発見。
2018年、またしてもキュリオシティ(NASA)が、湖を発見します。これらの発見の連続は、これまでの生命体の存在を否定する風潮を徐々になくしていきました。ただ、確実に存在していたのだという断定には至っていません。
まとめ
技術の進歩とともに、火星に存在する生命体に、可能性も伴ってきています。
生命体を構築する物質や分子が検出され、存在を裏付けることになっても、まだ詳しいことは判別できず、今の段階では、存在するとも、しないとも、どちらも決めつけることはできません。
だからこそ未知ともいえる火星に、私たちは心惹かれるのでしょう。
そして期待も膨らんでいきます。
火星、宇宙ってとても面白いですね。
なんにせよ、NASAのこれからの研究にかかっているのですから、なんとも言えませんが、いつか火星に住む、という計画も、現実味を帯びてくるかもしれませんね。