地球で暮らす私たちにとって、普段吹く風はとても心地よいものです。

しかし、稀に台風がきたり竜巻がおこったり、突然突風が吹くことがあります。

さらに春一番、木枯らし1号など季節ごとに吹く強風もあります。

実は、その私たちが強風といって騒いでいる風は、宇宙の水準ではたいした強風ではないのです。

金星の上空では、そんな私たちの常識を超えたとびっきり強い風が吹いているといいます。

いったいどれほどの風が吹いているのか興味をそそられます。

金星に吹く強風には何か理由があるのでしょうか。

金星の上空の風はなぜおこる?

金星は地球よりも太陽に近いことから、普通に考えれば太陽の熱を沢山受け熱いものと思いがちです。

しかし、分厚い雲が金星を覆っているせいで太陽の熱はほぼ影響されません。

では寒いのでは?

と今度は正反対の問いがうまれます。

その答えもまた間違いで、金星は大気の主成分が二酸化炭素なので温室効果をもたらし、さらには気圧がものすごく高くその結果500℃近い超極暑の惑星なのです。

しかし、高度ごとにその気温と気圧は変化していきます。

それは高くなればなるほど地球とよく似た数値になります。

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少し安心さえ覚えるところですが、またここにも驚きの現象がみられます。

高度が上がれば今度は風が吹くのです。

さらにその風は上へ行くほど強さが増すというのです。

この風は「スーパーローテーション」と名付けられています。

その名のごとく、金星の自転よりもずっと速い速度で風がまわり続けています。

その倍率は自転の60倍を超える強風です。

どういったことなのでしょうか。

実はその決定的な答えはまだ見つかってはいません。

仮説としては、ごくわずかに届く太陽熱が原因で引き起こす重力派というものが影響しているのではといわれています。

本当の原因、理由を追及すべく現在も探査機による観測や研究が繰り返されています。

金星の上空を暴れ吹くこの風には今後も注目が集まっています。

まとめ

金星は地表付近では500℃にもなる温度で気圧も劇的に高く、その原因には大気の主成分となっている二酸化炭素の濃度の濃さが取り上げられています。

ところが高度を上げて調査してみると、地球と変わらない温度や気圧が観測されました。

しかしながら、高度が上がれば時速400㎞にもなる強風が常に吹いていることが判明されました。

この強風は今現在もどんどんと加速しているのです。原因としては、仮説はあるものの未だ調査中で確かな説はないようです。