水星って何か知っていますか?
太陽に一番近く、太陽系の中で一番小さいと言われている惑星です。
太陽系の惑星は第8惑星あります。
昔は、第9惑星まで存在しましたが、第9惑星である冥王星は成分も動きも違うことから惑星からは外され、今では準惑星に分類されているそうです。
そんな惑星の1つである水星は太陽に一番近いのに寒いと言われているのはどうしてなのでしょうか?
それでは今回は、水星の温度が寒い理由についてご紹介します。
水星の温度が寒いってホント!?その理由は?
水星は太陽に一番近い惑星で、太陽に近すぎるため日没直後か日の出前にしか見れない惑星です。
時期によっては、望遠鏡でも見ることができない惑星のようです。
水星は、とても温度差が激しい惑星と言われています。
水星は太陽に近いため熱や光を強く受けてしまうため、日中の表面の温度は400度近くまで上がります。
しかし、水星には大気がないため昼間の温度を保温することができず夜になるとマイナス160度まで低下してしまうようです。
水星の1日はとても長く地球の176日分なので、4224時間なんだそうです。
水星は、岩石と金属でできており、見た目は月と似ているそうです。
そっくりなため、見た目では区別できない人もいるかもしれませんが、月と水星を区別するには水星には大きなクレーターでできたカロリス盆地ができています。
クレーターは他の天体が衝突してできた穴のことで、カロリス盆地はそのクレーターの周りを囲んでいるカロリス山脈という波模様ができている場所の事をいうそうです。
月には、カロリス盆地はありません。
その他には、水星にはシワのようなものができています。
これは、天体が勢いよく衝突し、それが反対の表面にまで伝わってしわができたそうです。
まとめ
今回は、水星の温度が寒い理由についてご紹介しました。
水星は、太陽に一番近い惑星のため、日中の表面の温度は400度にまで上がってしまいます。
そのため、水星は暑い惑星と思われがちですが、夜にはマイナス160度まで低下してしまいます。
それは、大気がないことが関係しているようです。
水星には大気がないため、日中に受けた太陽の熱を保温しておくことができないため、夜になると温度が急激に低下してしまうようです。