水星は月に見た目が似ており、表面には沢山のクレーターがあります。
水星は、太陽に一番近く、太陽系の惑星の中で一番小さいと言われています。
そして、水星には他の惑星とは違い、大気がほとんどありません。
太陽に近いことから太陽風によって飛ばされ、大気をとどめておく力のある重力もほとんどないため、むき出しの状態になってしまっているようです。
そんな水星に沢山のクレーターがあるといいましたが、そのクレーターの名前に日本人の名前が含まれているのを知っていますか?
それはどうしてなのでしょうか?
それでは今回は、水星のクレーターに日本人の名前が付けられている理由についてご紹介します。
水星のクレーターにはどうして日本人の名前も付けられているの!?
水星の英名は、「Mercury(マーキュリー)」となります。
Mercuryは、ローマ神話の芸術の神の名であることから、水星のクレーターには文学者や芸術家、音楽家などの名前が付けられるようになったそうです。
最も大きなクレーターには作曲家の「ベートーベン」と命名されているようです。
日本人の名前が付いたクレーターをご紹介します。
- Basho(芭蕉)
- Eitoku(狩野永徳)
- Futabatei(二葉亭四迷)
- Harunobu(鈴木晴信)
- Hiroshige(歌川広重)
- Hitomaro(柿本人麻呂)
- Kenko(吉田兼好)
- Kosho(康勝)
- Kurosawa(黒沢琴古)
- Murasaki(紫式部)
- Okyo(丸山応挙)
- Saikaku(井原西鶴)
などまだまだたくさんあるようです。
水星は、月と見た目が似ていますが、区別をつけるには水星にはクレーターでできたカロリス盆地というものがあります。
天体がぶつかりクレーターができ、その周りを囲んでいるカロリス山脈という波模様のことをカロリス盆地と呼んでいます。
月にカロリス盆地はないので、このような部分で見分けることができるのではないかなと思います。
まとめ
今回は、水星のクレーターについている日本人の名前についてご紹介しました。
クレーターに日本人の名前がついていたのはビックリですね!
クレーターを英名で「Mercury」となり、ローマ神話の芸術の神の名であったことから、水星のクレーターには文学者や芸術家、音楽家などの名前が付けられるようになったそうです。
上記に記載した日本人の名前以外にもまだまだたくさんいるようです。