人類の歴史の中で地球が丸いことは紀元前以上前から知られていました。
ですがなぜ地球は丸いのに実際の地面は平らなのでしょうか?
今回はどうして地球の地面が平らなのか理由を調べてみました。
地球は丸いのに地面が平らな理由とは?
地球が丸いのに地面が平らな理由について、まず第一に私たち人間に対して地球はとても大きいですよね。
同じ球体でも手のひらに乗るような小さなボールと、運動会の大玉転がしで使うような大きなボールとでは球体の曲面の角度=曲率は違うのです。
同じボールでも半径が大きいボールの方が丸みの角度は緩やかなのです。
丸みの角度が緩やかということはそれだけ平らな面に近づいていきます。
地球は一周4万キロもあり、地球という大きな球体ではより平らな面が多く感じることでしょう。
このことから、地球という大きな球体だからこそ地面が平らに近い面が多いということです。
また、地球という大きな球体は私たち人間にとってあまりにも大きすぎる存在であるため、私たちが球体という事実を実感しにくいということも考えられます。
例えば先ほどの大玉転がしのような大きなボールにアリがいたとしても、アリは自分が立っている場所が球体だとは感じることは難しいでしょう。
アリにとって大玉転がしのボールはあまりにも大きいからです。
さらに地球には引力があり、地球上の上ではどこにいても地面に対して垂直な引力が働くのでどこまで移動しても地面は水平を保っていることになります。
なので自分の立っている場所が地球の裏側だという認識もなく、地面が逆さまになっているという感覚にもなりません。
地球が丸いことを知る方法はいくつかありますが、普段から平らな地面の上で生活してる私たち人間はその事実を実感せずに生活しています。
まとめ
地球は丸いのに地面が平らな理由は私たちが見ることが出来る範囲よりも地球がとても大きいからです。
地球があまりにも大きすぎるため、地面が平らに見えるのです。
人間と地球の大きさの比較と、地球そのものの大きさが大きいこと、また地球に存在する引力なども関係しています。