地球が丸い形をしているというのは、今の小学生でさえ知っていることです。

ですが、昔の人は地球は丸ではなく、平らな形をしていると考えられてきました。

中には平らにできている海や山を、大きな動物たちによって支えられていると考えてきた人もいました。

この平らだと思っていた地球が、丸い形だと分かったのには、ポルトガルの「マゼラン」という冒険家によって証明されてきたと言われております。

「マゼラン」は地球が丸ければ世界一周ができるはずだと、冒険にでたのです。

そこで地球は丸いと証明されたと伝えられています。

では、今でこそ丸い形をしている地球ですが、最初から丸い形だったのでしょうか?

地球 なぜ 丸い

地球の形が丸いのはなぜなのか?

地球がなぜ、丸い形をしているという問題の前に、そもそも地球はどうやってできたのかを説明します。

地球はもちろんいきなり現れたのではなく、宇宙には主にガスが漂っており、そのガスと石とが混ざり集まることによって星ができていきます。

混ざりあうのにはもちろん理由があり、それは「重力」というお互いを引き寄せる力が働き集まっていきます。

この力が少しずつまとまりや衝突を経て、今から約46億年前に地球が誕生したと言われております。

もちろん、この石とガスだけでは丸くはなりません。

次から丸くなっていった説明に入ります。

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地球も元々は月の表面で見るようなごつごつとした突起があったり、でこぼこした表面はもちろん、たくさんの穴もありました

空気はかろうじてあったと伝えられていますが、まだ海はない状態でした。

そこから徐々に火山から爆発があちらこちらでおき、溶岩がはき出されていきました。

このはき出された溶岩が地球の穴を埋めていき、水の働きで突起した部分を削り、その削られた土や砂が雨水によって流され、地球の表面を埋めていきました。

こうしたことの繰り返しで一気に丸くなったのではなく、長い年月をかけて少しずつ球状になっていったのが、地球を丸くしていった理由と言われております。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

地球が丸いというのは初めからできていたのではなく、地球自体が徐々にその形にしていったなんて驚きですよね。

遥か昔よりできた地球は、今では青い宝石とさえ言われるほど、美しい姿をしております。

この美しい地球をより豊かに、そして自然は自然のままに後世に残していくことが、いま私たちができることなのではないでしょうか。