月が惑星だと思っている方はとても多いようですね。
実は月は惑星ではありません。
では月は一体何なのか?
今回は月の正体や起源についてご紹介します。
「月」は地球の惑星!?「月」の起源について紹介!
まずはじめに、先ほども伝えたように月は惑星ではありません。
惑星とは太陽の周りを回る星のことを指し、地球や火星などが惑星と呼ばれます。
また、惑星の周りを回る星を衛星と呼びます。
このことから月は、太陽の周りではなく地球という惑星の周りを回っているため、惑星ではなく衛星と呼ぶのです。
回る起点となるものによって変わるということを覚えておきましょう。
さて、月の起源についてご紹介しましょう。
月が出来た起源については色々な説があります。
- 月は地球とは全く別の場所で生まれて存在していたが地球が月を捕まえたという説
- 地球の周りで月が自然に作り出されたという説
- 地球から分裂して飛び出たものが月になったという説
この広い宇宙の中で地球が月を捕まえるなんてありえないですし、地球から月が飛び出すにはものすごい速さの回転が必要になるのでかつての地球にそんな過去があったとは考えにくく現実的ではないです。
また、月が地球の周りに自然にできたというなら現在の月の引力などの月と地球の関係となる理由に説明が付きません。
上記のことからこれらは科学的にも否定的な意見が多いのです。
そして一番メジャーで有力な説がジャイアントインパクトと呼ばれる説で、地球が誕生した後に火星くらいの大きさの星がぶつかったことで地球の周りに飛び散った物質が月となったというものです。
月については地球と似た物質で作られた星であるということが1番の特徴とされています。
このことから、やはり月の起源に地球は何らかの関わりを持っているだろうと推測されています。
これまで様々な国の多くの科学者がこれを解明しようと努力してきましたが未だ事実は解明されていません。
まとめ
月は惑星ではなく衛星なのです。
月の起源を証明するものは何もないのですが、月が地球とよく似た物質でできていることから地球が関係していると言われています。